【AI✖︎米国株】AI関連銘柄の本命を選出しました!

マーケット情報

(※2023/5/28(日)に更新しました)

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背徳太子
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今回は注目度の高い”AI銘柄”について取り上げていきます!まだまだ成長が見込まれるAIマーケットを見据えてどこに投資をしていくのか、一緒に考えていきましょう!

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今回は最近注目を集めるAI関連銘柄への投資について取り上げていきます。先日決算発表したエヌビディア(NVDA)は翌日に株価を急騰させて話題になりましたよね。(本ブログでも取り上げていますので興味がありましたらこちらからチェックしてみてください!)

エヌビディアが株価を急騰させた一つの理由としては、AI関連分野での成長が大きく見込まれることが挙げられます。今後エヌビディアのように株価を上昇させることが見込まれる銘柄があるのであれば、投資家としては早く知っておきたいところですよね。

今回はAI関連事業のマーケット情報を紹介しながら、具体的な銘柄についてご紹介していきます。ぜひ投資の検討にあたりヒントにしてみてくださいね。

この記事を書いた人

背徳太子

JTCに勤務しながら米国公認会計士(USCPA)の資格を取得した投資ブロガーです。

米国インデックス・ETFや高配当銘柄への投資により新卒2年半で資産1,000万円を突破しました。
本ブログでは、個別銘柄の分析、企業決算情報などを中心にみなさんの投資判断の一助となるような情報発信をしています。

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AI関連銘柄が注目される理由

データで見るAIマーケット

投資と市場規模

AIといえば、最近ではOpen AI社のChat GPTへの注目度が日に日に増していますよね。我々一般人でもこれほどの注目が集まっているのであれば、投資家が黙っているわけありません。実際、AI分野への投資は年々増加しています

なぜここまで投資が加速しているのか。マーケット予測を確認してみましょう。

こちらはStatistaによる世界のAIマーケットの予測を示したグラフです。

https://www.statista.com/statistics/1365145/artificial-intelligence-market-size/

2023年には2,080億ドル程度のマーケットが2030年には18,475億ドルにまでに成長すると予測されています。ちなみに2021年は956億ドルですので、およそ10年間で19倍のマーケットの大きさにまで成長するということです。

これほどの成長マーケットがあるのであれば、個人投資家としてぼーっと眺めているわけにはいきませんよね!

確かに定量的に成長する見込みであることはわかったけど、なぜここまで成長するのか。定量面だけでなく、定性面も確認しておきたいと思います。

AIの台頭によるビジネスへの影響

一言でAIといっても、領域は様々ですよね。

具体的な産業への影響としては、例えば製造業では自動化された生産ラインや品質管理システムの導入医療業界では診断支援や治療計画の作成金融業界ではリスク評価や顧客サービスの向上などが挙げられるでしょう。

もちろん上記以外でも多くの産業においてAIを用いたサービスの展開、自社内のシステム構築に応用できるわけです。つまり、AIを使うことであらゆる産業の課題解決につながることが期待できるわけですね。

整理すると、AIの活用によって以下のような効果が見込まれています。

自動化と効率化

AIはルーチンタスクや作業を自動化することができます。これにより、生産性が向上し、人々はより高度な業務に集中することができます。例えば、AIによるロボットの自動制御やプロセスの自動化によって、労働力の削減や効率の向上が実現されます。

予測と意思決定の改善

AIを利用することにより大量のデータを解析し、傾向やパターンを抽出することができます。これにより、正確な予測や意思決定が可能となります。例えば、販売予測や需要予測、金融取引の最適化などにAIが活用されています。

カスタマーエクスペリエンスの向上

AIは個別の顧客に合わせたカスタマーエクスペリエンスを提供することができます。つまり、「顧客の嗜好」や「行動パターン」を学習し、パーソナライズされたサービスや推奨を提供します。例えば、Amazonで買い物する時におすすめが出てきますよね。あれもAIを使ったサービスの一部です。

新たなビジネスモデルと産業の変革

AIは新たなビジネスモデルの創造や産業の変革をもたらします。例えば、自動運転技術による交通業界の変革や、AIに基づくサービスプラットフォームの登場による産業の再構築などがあります。

このように、マーケットの成長が予測される背景には広域にわたる事業への影響が想定されるわけですね。成長する根拠としては非常にわかりやすいと思います。

さて、AIマーケットの成長性について改めて確認できたところで、本題となるAI関連銘柄への投資について考えていきます。

AI関連銘柄の魅力

実際にAI関連銘柄への投資をする上でメリットとデメリットを考えておくことは重要です。デメリットについては”リスクの整理”として後述しますが、まずはここでメリットをまとめておきたいと思います。

長期的な成長とキャピタルゲイン

上述の通り、AI技術は様々な産業や領域での活用が期待されています。それゆえに、その成長見込みは非常に高いと言われています。AI関連銘柄への投資によって、新たなテクノロジーの普及や効率化が進み、企業の成長や収益性の向上が期待されていますが、その技術や製品を持つ銘柄への投資により、将来的なキャピタルゲインを狙うことができます

ポートフォリオの多様化とリスク分散

AI関連銘柄は多岐にわたる産業や領域での活用が期待されています。AI関連銘柄をポートフォリオに組み込むことで、他の産業や銘柄との相関性を低く保ちながら、リスク分散を図ることができます

イノベーションリーダー企業への投資機会

AI関連銘柄には、AI技術やプラットフォームの開発においてリーディングカンパニーである企業が含まれています。これらの企業に投資することで、先端技術の進歩に関与し、その成果を享受することができます。

投資家として最も投資する意義があるのは1点目のキャピタルゲインが狙える点だと思います。
さてここからは具体的な銘柄の紹介をしていきます。

AI関連銘柄の紹介

銘柄のカテゴリー

AI関連銘柄と言っても非常に多岐にわたります。そこで、ここではAI関連銘柄をカテゴリー別に整理し、特徴や領域、そして具体的な銘柄を紹介していきます。(一部日本銘柄も含みます)

AIプラットフォームおよびサービスプロバイダー
  • 特徴:AIの開発や展開に必要なプラットフォームやサービスを提供。
  • 領域:機械学習ツールやフレームワーク、クラウドベースのAIサービスなどを提供。大規模データの処理やモデルのトレーニングを支援。
  • 銘柄:エヌビディア(NVDA)、アルファベット(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)
ロボティクスおよび自律システム企業
  • 特徴:AI技術を組み込んだロボットや自律システムを開発。
  • 領域:産業用ロボット、サービスロボット、自動運転システム、ドローンなどの開発や製造。自律的な行動やタスク実行能力を持つシステムを提供。
  • 銘柄:インテュイティブ(ISRG)、iRobot(IRBT)、ファナック(FANUY)、安川電機(YASKY)
機械学習アルゴリズムおよびソリューションプロバイダー
  • 特徴:AIにおける機械学習アルゴリズムやソリューションを提供。
  • 領域:データ分析、予測モデリング、パターン認識などの機械学習技術を開発・提供。産業や特定の用途に合わせたAIソリューションを提供。
  • 銘柄:アルファベット(GOOGL)、IBM(IBM)、アドビ(ADBE)、セールスフォース(CRM)
自動運転技術企業
  • 特徴:車両や交通システムの自動化・自動運転技術を開発。
  • 領域:自動運転車両のセンサー技術、画像認識、制御システムなどの開発・提供。自動運転車や交通インフラの安全性や効率性を向上させる技術を開発。
  • 銘柄:テスラ(TSLA)、エヌビディア (NVDA)、アルファベット(GOOGL)、モービルアイ (MBLY)
クラウドコンピューティング企業
  • 特徴:クラウド上でのデータ処理やAIモデルの提供。
  • 領域:大規模なデータ処理やAIアプリケーションの実行環境を提供するクラウドプラットフォームを開発・提供。AIモデルのトレーニングや推論、データストレージなどを支援。
  • 銘柄:アマゾン (AMZN)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOGL)、セールスフォース (CRM)

このようにしてみると複数のカテゴリーにまたがっている銘柄があることがわかりますね。

私が投資したい本命銘柄4選

ここで上記カテゴリーの中から個人的に投資したい銘柄(本命の銘柄)をピックアップします。(投資を推奨しているわけではありませんので、ご注意ください。)

各銘柄について概要とともに紹介します。

NVIDIA Corporation (NVDA)
  • グラフィックス処理ユニット(GPU)を中心に事業展開し、AI分野でのリーディングカンパニー
  • GPUはディープラーニングや機械学習のトレーニングと推論において高いパフォーマンスを発揮し、AIの普及に重要な役割を果たす
  • GPUテクノロジーを活用したAIプラットフォームを提供し、自動運転車やクラウドコンピューティングなどの分野で成長が見込まれる
  • 先日のFY24 1Q決算説明会では今後の業績見込みが大幅に上ブレることを公表市場は大きなサプライズと受けとめ、決算発表後には前日比+24%を記録
Alphabet Inc. (GOOGL)
  • Googleを含む子会社を持つテクノロジーカンパニーであり、AI分野でのリーダーシップを持つ
  • Googleは検索エンジンや音声アシスタントなど、さまざまなサービスでAI技術を従来から活用しており、データ解析や自然言語処理などの分野で成果を上げている
  • AI関連の事業拡大や新たな技術開発に積極的であり、将来的な成長が期待される
Amazon.com, Inc. (AMZN)
  • オンライン小売業を中心に事業展開しているのに加え、AI技術を活用したサービスや製品の開発にも注力
  • AI関連の取り組みとしては、音声アシスタントのAlexaや自動運転技術の開発などがある
  • AIを活用した顧客体験の向上や効率化を図ることで、さらなる成長が期待される
Tesla, Inc. (TSLA)
  • 電気自動車の製造および自動運転技術の開発で知られる
  • AIと機械学習を活用して自動運転技術を進化させており、業界でも注目を集める
  • 自動運転車の需要が増加する中で、Teslaの技術力と市場シェアの拡大による成長が期待される

投資する上での判断ポイント

AI関連銘柄をカテゴリーに分け、具体的な銘柄についていくつかご紹介しました。ここで、今後投資するにあたりいくつか判断する上でポイントをあげていきたいと思います。

技術とイノベーション力

AI関連銘柄を選ぶ際には、その企業の技術力とイノベーション力を評価することが重要です。AI技術は急速に進化しており、競争力のある銘柄は新たな技術やアルゴリズムの開発に積極的であり、市場の変化に対応できる能力が求められます。

当然ながら、技術の進化に対応するために莫大な研究開発費が必要となります。各企業において、どのような分野にいくらの研究開発費をどの程度かけているのか確認するもいいと思います。

産業や市場のニーズ

AI関連銘柄の成長を考える際には、その産業や市場のニーズを注視することが重要です。AIの適用領域は広範であり、自動運転、ヘルスケア、金融、小売などさまざまな分野で利用されています。

各銘柄において重点を置く領域は異なりますので、成長が見込まれる産業や市場に重点をおく銘柄は投資先として優先されると考えられます。(例えば今後需要が高まることが予測される生成AIにはデータセンターへの投資が加速するため、関連する半導体メーカーへ投資する、など。)

競合環境と差別化

AI関連銘柄を選ぶ際には、競合環境と企業の差別化ポイントを考慮することも重要です。今やAIは競争の激しい分野であり、同様の技術やサービスを提供する企業が存在します。企業が独自の技術や特徴を持ち、競合他社との差別化ができるかを評価することが肝要でしょう。

リスクと課題

さて、ここまでの紹介で前向きに投資することを検討されている方へ、一旦立ち止まって考えていただきます。どんな投資においても必ず”リスク”がつきものです。

ここでは、AI関連銘柄への投資にあたり想定されるリスクを列挙します。投資する前には必ずこれらの項目について確認するようにしてくださいね。

技術の未成熟さと変化の速さ

AI技術はまだ発展途上であり、新たなアルゴリズムや手法が継続的に開発されています。技術の未成熟さや変化の速さにより、投資した企業の競争力が低下する可能性があります。また、新たな技術やアルゴリズムの出現により、既存の企業が迅速に取り残される可能性もあります。

従って、投資する上では競合となる企業を確認するのに加え、投資した後も常に業界の動向や新たな競合の台頭などがないかチェックするようにしたいです。端的に言えば、競争優位性が常に取れているかというのが大きなポイントでしょう。

法的・倫理的な問題

AIの利用には法的・倫理的な問題が伴います。例えば、Chat GPTについては日本国内だけでなく、世界で個人データのプライバシー保護の観点で議論されていますよね。これらの問題に対処していない企業は、法的な制約や公衆の反発を受ける可能性があります。これは従来のビジネスモデルではあまり考えられてこなかった観点ですので、AI関連銘柄特有のリスクと言えるかもしれません。

投資の過熱とバブルリスク

AI関連銘柄への投資は、市場の期待や予測に基づいて行われます。つまり、投資家の過度の期待や市場のバブル状態により、銘柄の株価が過剰評価される可能性があります。大きなトレンドとなった時には注目度や期待の高まりにより、本来の価値とはかけ離れた株価となることもよくあることですので、高値掴みとなるリスクは常に考えておきたいです。

さいごに:AI銘柄への投資はQQQも選択肢

今回は今最も注目を集めていると言っても過言ではないAI銘柄への投資についてまとめました。

冒頭でもご紹介したように、AI関連マーケットは今後大きな成長を遂げる見込みとなっており、投資家としては関連銘柄への投資は積極的に検討したいところです。

そこで、AI関連銘柄をカテゴリー別に整理してみました。多くの分野があることがわかりましたが、アルファベットやエヌビディアなんかは多岐の分野をカバーしており、個人的には大きな期待を持っています。

しかし、特に投資初心者の方は個別銘柄への投資に対してハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんね。

そういった方は”QQQ”への投資も選択肢となると思います。QQQについてはこちらの記事でまとめていますので、詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

QQQは当然今回ご紹介したような銘柄を構成していますし、リスク分散の観点でもETFは投資先の候補として面白いともいます。

尚、最新の私のポートフォリオはこちらでご紹介しておりますので、ご興味があればこちらも合わせてご覧ください!

今回は以上となります。ご覧いただきありがとうございした。

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