【米国株配当は円貨で受け取るべき?】楽天証券の新サービスはこんな人におすすめ!

みんなの資産形成

(※2023/5/31(水)に更新しました)

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背徳太子
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今回は楽天証券が発表した新サービスについてご紹介していきますよ!

大変ありがたいことにTwitterのフォロワーさんが1,400人を突破しました!!

投資に関連する内容を毎日発信していますので、よろしければこちらから覗いてみてくださいね!

今回は楽天証券が発表しました新サービスについてご紹介しますよ!

楽天証券がまたまた新サービスをリリースしてネットで話題になっています。それがこちら!

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20230529-01.html

なんと米国株の配当金を円貨でも受け取ることができるようになりました!

正直この発想はなかったです。楽天証券の攻めの姿勢には毎回感銘を受けております。笑

こちらの新サービスの開始を受けて、ネットでも喜びの声が上がっています。いくつかTwitterの声をご紹介しますと、

Twitterの声
Twitterの声

かゆいところに手が届く楽天証券あったら便利だなと思っていた機能が実装されました。

ふむふむ、確かに「かゆいところに手が届く」という点はまさにその通りかもしれないですね。ユーザーのあったらいいなを拾い上げる楽天証券の実行力は本当に素晴らしいと思います。

Twitterの声
Twitterの声

円貨でも受け取れる選択肢が増えて嬉しい限り。新NISAを控え米国株もより身近なものになるかな。

確かに、円貨での配当金受領が可能になれば米国株投資の心理的ハードルが少し下がるのかもしれません。

このように、多くの喜びの声が聞こえてきていますが、まだまだ新サービスを十分に知らない方のため、今回はサービスの概要から切り替え手順をお伝えします!

さらに、このサービスを使うのに向いている方や私個人の意見・感想もあわせてご紹介しますので、是非ともご参考ください。

この記事を読んで得られること
  • 楽天証券がリリースした新サービスの概要を理解できる
  • 実際にサービスを利用するために手順に沿って設定できる
  • サービスを利用するか迷っている場合は判断ポイントを知ることができる

楽天証券新サービスをリリース!

新サービス概要

まずは新サービスの概要についてご説明します。最初にまとめると以下の通りです。

新サービス概要
  • 2023年5月28日(日)より米国株の配当金をドル貨から円貨に変更可能
  • 配当金の受領を円貨orドル貨で選択できるのは楽天証券だけ
  • たったの5STEP・1分間で簡単に設定可能

2023年5月28日(日)より、米国株の配当金を円貨でも受領することが可能となりました。もちろん従来通りドル貨での受領を希望する場合は何も対応する必要はありません。

例えばAppleの株式を保有していたとしましょう。現在四半期の配当金は1株あたり0.24ドルです。

もし1株だけ保有していたのであれば、あなたは口座に0.24ドル(税抜)が入金されます。しかしながら、今回の楽天証券のサービスを活用することでおよそ33.6円(1ドル=140円)が入金されるというわけです。

そしてこのドル貨でも円貨でも選択できるというサービスはその他の証券会社では提供していない楽天証券特有のサービスなんですね。(詳しくは後述します。)

そして設定方法は至って簡単で、たったの5STEPを踏むことですぐに設定できます。

それでは具体的に設定手順をご紹介しますので、サービスを利用したいかも!と思った方はこちらをご参照ください!

設定手順

それでは、設定手順をご紹介します。本当に簡単なので1分もあればできますよ!

まずはメニュー画面から「外国株式」を選択します。

ページの真ん中あたりに「外国株式配当金受取方法」というテーブルがありますので、「米国株式」の欄にある「変更」をクリックします。

「円貨で受取り」を選択し、「確認」をクリックします。

受取り方法が「円貨」に変更されていることを確認して下さい。

そうすると、完了画面に遷移します。

以上、たったの5STEPで完了です。簡単ですね!

他社との比較

冒頭でもご紹介しましたが、今回楽天証券がリリースしたサービスは現状他社では行っていません。つまり、米国株の配当金を円貨でもドル貨でも受け取ることができるのは、楽天証券のみ、ということになります。

例えばSBI証券であれば、現状はドル貨でしか配当金を受け取ることができません。また、松井証券は円貨のみで受け取ることができます。

ドル貨でも円貨でもOKという選択ができるというのが楽天証券の大きな特徴ということになります。

こんな人にはおすすめ!4選

さて、ここまで楽天証券が新たにリリースしたサービスの概要や手順についてご紹介しましたが「実際使うべきなの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここで、私が考える「サービスを使った方がいい人」をいくつか挙げたいと思います

こんな人におすすめ①配当金を日常生活の支出に充当したい!

米国株に投資はしているのだけど、日常生活の収入の足しとして配当金を受領している方も多いと思います。例えばすでにリタイアしていたり、リスクを取って投資をする予定がなかったりするケースです。

せっかく配当を受け取っても、ドル貨だと日本では使えませんよね。そういった生活費の一部に充当したい方にはおすすめできるサービスです。

こんな人におすすめ②日本株への再投資の原資にしたい!

日常生活の支出への充当ではなく、配当金を再投資に回したい方もいらっしゃると思います。せっかく配当金を貰っても、ドル貨だと日本株への投資には使えませんので、このサービスを使うことで解決しそうです。

こんな人におすすめ③老後に備えて円貨を確保したい!

配当金は日常生活には使わず、そして再投資もせず、老後のために貯蓄しておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。ドル貨のまま持っていると、将来の為替の影響を受けるでしょうし、円貨として持っておきたい、という方はこのサービスを利用されるといいと思います。

こんな人におすすめ④自身で円転している!

このサービスを利用する前にすでにドル貨の配当金を毎回円貨に変えていた方もいらっしゃるかもしれませんね。そういった方は今回のサービスを利用することで、節税することができる可能性があります。

楽天証券のホームページにも案内がありましたが、自身で円転した場合、為替の変動で生じた利益は「雑所得」となり、非常に高い税率で課税されることになります。(確定申告が必要となります)

従って今回のサービスを利用することで、「雑所得」を生じさせることなく配当金を円貨で受領することができます。

さいごに:基本は米国株への再投資!

今回は楽天証券で新たにリリースされた米国株の配当金円貨受領サービスについてご紹介しました。

Twitterの声を聞いてみると、歓迎する内容が多いように見えたので、皆さん積極的に利用をご検討されているようですね。

ここで、一つ注意したいのが「為替手数料」です。

今回の楽天証券のリリースでは具体的な言及がなかったようですが、ドル貨幣→円貨への変更にあたり、為替手数料が発生する可能性は十分にあると思いますので、サービス利用をご検討される際にはご注意ください。

最後に、サービスのご紹介だけでなく、このサービスに対する私のスタンスについても触れておきます。

今回リリースされたサービスは非常に期待の声が大きいですし、実際、円貨とドル貨の選択ができるという業界初のサービスという観点で非常に有益なものと考えています。

私自身がこのサービスを利用するかというと、今のところ予定はありません。

私はまだまだ投資をし続けて資産を積み増すフェーズであり、米国株の配当金は全て米国株への再投資の原資としております。

また、日本株への投資もしていますが、基本的には本業からの収入を原資としており、追加で円貨が必要となるケースは想定していません

従って、米国株からの配当金は今まで通りドル貨で受けとり、追加で米国株へ再投資し続けることになるでしょう。

いずれにしても今回のサービス開始により、米国株への投資に対する関心が高まるかもしれませんね。

本ブログでは、米国個別銘柄の分析記事も多く掲載していますので、個別銘柄への投資を検討される際にはぜひご活用ください!

尚、最新の私のポートフォリオはこちらでご紹介しておりますので、ご興味があればこちらも合わせてご覧ください!

今回は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。

この記事を書いた人

背徳太子

JTCに勤務しながら米国公認会計士(USCPA)の資格を取得した投資ブロガーです。

米国インデックス・ETFや高配当銘柄への投資により新卒2年半で資産1,000万円を突破しました。
本ブログでは、個別銘柄の分析、企業決算情報などを中心にみなさんの投資判断の一助となるような情報発信をしています。

Twitterでも投資関連のツイートをしていますので、ぜひフォローをお願い致します。

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